アイス・バケツ・チャレンジの追加指名&指名の行方
アイス・バケツ・チャレンジの心残り
先日、「アイス・バケツ・チャレンジ(Ice Bucket Challenge)」に参加したのですが、じつは心残りが。それは、次に2名の方しか指名できなかったこと。
賛否両論ありますが、自分自身は回ってきたら「かぶらない」という選択はなく、「どうかぶるか」しか悩むポイントはなかったのですが、それは寄付ができないからではなく、寄付をした上で「どうかぶるか」を悩みました。
それ以上に悩んだのが誰を指名させていただくか。本来は勝手に指名してしまえば良いのですが、キャンペーンへの否定的な意見が目につくようになっていたので、じつは指名させていただく前に指名させていただいても迷惑にならないかを確認しておりました。
しかし、ちょうど仕事が休みであろう土曜日。なかなかお返事が頂けなく、撮影時点でお返事を頂けたお二人をご指名させていただきました。
このキャンペーンは、昨年の同時期に比べて数十倍の寄付金が集まるという素晴らしい成果なのですが、それは、最初のルールが良かったからに他ならないと思っています。そのルールは、
- 指名された人は24時間以内にバケツに入った氷水をかぶって動画をソーシャルメディアで公開するか、100ドルをALS関連団体に寄付する。あるいは、その両方。
- 次に新たに3名の挑戦者を指名する。
というもの。ルールは多少バリエーションがあり、次の指名は2〜3名程度というのもあったので、2名の指名にはしつつ、少し心残りではあったのだが、動画公開後にお返事を頂けたので、追加でもう1名指名させていただきたいと思います。
もちろん、指名させていただいてよいかどうかのお返事でしたので、チャレンジは強制しませんが、なんらかのコメントは公開いただけると幸いです。
追加のご指名「関 信浩さん」
指名させていただくのは、いつもお世話になっておりシックス・アパート株式会社の取締役であり、米国Six Apart Inc. President & CEOである、関 信浩さん。
関さんには、3年前の名古屋で行われたMovable Typeのイベントに、当時の代表取締役として名古屋にお越し頂いた際にお話をさせていただいたことがありますが、実はその前に私の初の執筆仕事となる「これ1冊で完全理解facebook」で、ソーシャルメディアを活用し、ソーシャルメディア利用ガイドラインを二時利用可能な形で公開しているということで、インタビューさせていただいたという経緯もあります。
元々、シックス・アパートは2001年に米サンフランシスコで創業した米国の企業でしたが、2003年に関さんが代表取締役となって日本法人が設立、2011年に米Six Apart, Ltd.社からMovable Typeの全ての権利とSix Apartブランドの譲渡を受け、米Six Apartがなくなってしまったために、完全な日本企業となっていたのですが、2012年に再度米国にオフィスを設け、今年の4月より本社機能をニューヨークの米Six Apart, Inc.に移しており、関さんがPresident & CEOとして指揮を執っています。
私は2003年からMovable Typeを使っていて、この流れも何となく知っていたのですが、改めてまとめてみるとすごい紆余曲折ですね。
ということで、関さん、お願いします!
指名の行方
なお、私を指名してくれた方は、前出の「これ1冊で完全理解facebook」の共著者である井上 真花さん。
Ice Bucket Challenge - Mica “Kumamon” Inoue - 真花の雑記帳 → Since 1997
着ぐるみで防護されているような気もしつつ。
そして、私が指名をさせていただいたのは、名古屋を中心にマーケティング・コンサルタントを行うマーケティングアイズ株式会社の理央 周さん。
実は、数年前にお母上をALSで亡くされていたということで、このキャンペーンを複雑な想いで見ておられたとのこと。そんななか、指名を受けていただき、動画も公開いただいています。
アイス・バケツ・チャレンジ (Ice Bucket Challenge)とボクの想い | 顧客ブランド養成講座 | 売れる仕組み研究所 Marketing i’s [マーケティングアイズ]
そして、もう一方は、私が独立前に所属していた株式会社グラスルーツの代表取締役である小野真由美さん。
指名を受けた後に知人からネガティブな反応もあったようで、かなり悩ませてしまったようですが、バケツがないにも関わらず挑戦いただきました。
なお、小野さんが決断するきっかけとなった「ALS患者のアンソニー君の映像」というのを、この時点で私は見ていなかったのですが、リンク先から見てみると、なかなか衝撃的。出だしは、よくあるふざけた映像にも見えますが、後半は言葉がわからないにも関わらず、心がざわつくものがありました。
- 指名された人は24時間以内にバケツに入った氷水をかぶって動画をソーシャルメディアで公開するか、100ドルをALS関連団体に寄付する。あるいは、その両方。
- 次に新たに3名の挑戦者を指名する。
このアイス・バケツ・チャレンジのルールに否定的な意見もありますが、このルールだったから集まった寄付額でもあり、このアンソニー・カルバハル氏や、日本でEND ALSという団体を立ち上げた藤田正裕氏など、ALSの恐怖と戦っている人たちがアイス・バケツ・チャレンジに感謝して自らもチャレンジしている中、このルールに則りたいなと思っていましたので、追加でもうお一方指名をさせていただきました。
関さん。よろしくお願いします。
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