独自ドメインで Gmail


友人がプロバイダを変更したらしい。その際にメールの設定が今まで通りに行かなかったらしく、特に、独自ドメインのメールの運用について、どのようにしているのかを聞かれたので書いてみる。 2つの独自ドメインで...

Posted by  on

独自ドメインで Gmail

友人がプロバイダを変更したらしい。その際にメールの設定が今まで通りに行かなかったらしく、特に、独自ドメインのメールの運用について、どのようにしているのかを聞かれたので書いてみる。


2つの独自ドメインでメールを運用しているのだが、結論としては、どちらもGoogle Appsを利用している。

Google Appsには、有料プランのGoogle Apps for Businessもあるのだが、ユーザー数が10人以下の場合、機能は制限されるがGoogle Appsを無料で使うことが出来る。

Google Appsを利用すると、独自ドメインでGoogleのサービスを利用することが出来るようになる。独自ドメインのメールアドレスをGmailを使うことが出来るのは便利で、重宝している。

ただし、導入するにはドメインのネームサーバー(DNSサーバー)で設定を行う必要があるため、やや手間はかかってしまう。しかし、一度、導入すると完全にGmailを独自ドメインで利用できる。もちろん、ローカルのメーラーでも受信できるし、メールを受信した人にはGmailを利用しているとは分からないのではないだろうか。

もし、Googleアカウントを持っていて、すでにGmailを使っている場合は、送信先を独自ドメインのメールアドレスにするという方法もある。そのほうが手軽ではあるが、メールソフトによってはGmail経由だと分かってしまう可能性はあるし、なにより、送信元を切り替えることを忘れることがある。できれば、Google Appsを使うほうが良い。


スクリーンショット 2011-07-30 17.05.53.png

大容量のIMAPメールのGmail

現在、仕事用のドメイン「whizzo.jp」と個人用のドメイン「mycupoftea.cc」は、どちらもGoogle Appsを利用している。

最初は、借りていたレンタルサーバーをメールサーバーとして使っていたのだが、いまいちサーバーが不安定だったのと、IMAPを使ってみたいと思ったこと、Gmailのスパムフィルターが魅力的だったことがあり、Google Appsを利用することにした。Gmailの場合は、容量の心配もほとんど要らないのが魅力でもあった。

自分のメールサーバー遍歴は次のようになる。

プロバイダーのメール→ウェブメール→レンタルサーバー→Google Apps


正直なところ、Google Appsでの利用が一番快適だ。さすがに、一度も落ちたことがない、ということはない。さすがのGoogleでも完璧ではないが、レンタルサーバーより安定してる。(XREAだったから悪いのかもしれないが)

時々、大事なメールも引っかかるが、スパムフィルタが強力なのも良い。そして、何よりIMAPメールとして使えるのが良い。

通常はPOPメールかIMAPメールかなのだが、POPメールはサーバーからメールをダウンロードしたらサーバー上のものは削除する形になる。すると、複数のパソコンやモバイル機器からアクセスした場合、どのタイミングで削除するか、機器ごとにそれぞれ未読メールになってしまうなど面倒。

IMAPメールの場合、サーバー上にメールをずっと保存し、未読の管理や削除・ラベルなどもサーバー上で行う。どこかの端末で既読にしたら、その後はどの端末から見ても既読になっている。

POPメールより、IMAPメールのほうがサーバーに負荷が掛かるので、普通はPOPメールの場合が多い。Gmailは大容量なのにIMAPメールというありがたいサービスなのだ。

Gmailを企業の独自ドメインで利用

その大容量でIMAPメールを使うことが出来るGmailだが、仕事用のメールとして使うと問題はある。やはり、ビジネスとしては無料のウェブメールというのは格好が悪い。

以前は、仕事用としては、メールを全てGmailに転送し、バックアップとして利用していただけだったが、Google Appsを使えば独自ドメインでGmailが使えるようになったときに、利用してみた。

それまでも、自宅と会社、外出先の携帯電話とアクセスする場所が1カ所ではなかったので、IMAPメールは非常に助かった。サーバーのメール容量もあまり気にすることもないし、今では20MBまでのファイルも送ることが出来る。そして、スパムフィルターが強力だ。

Gmailといえ、ローカルのメーラー(メールソフト)で設定することで、いちいちブラウザを開かなくても利用できる。最近はGoogle+のせいでブラウザで見ることも増えたが、私は基本はローカルのメーラーで見ていた。

サーバーでメールを管理するIMAPが心配という場合でも、GmailはPOPメールも使え、いずれもローカルのメーラーに設定できる。設定の方法は、下記を参考にすると良い。

Gmail の IMAP の開始方法 - Gmail ヘルプ
サポートされている IMAP クライアントのリスト - Gmail ヘルプ
サポートされている POP クライアントのリスト - Gmail ヘルプ

なお、Google Appsを使っている場合でも、基本は同じだ。

Google Appsの設定。

ここで、Google Appsの設定方法を書こうとしたが、意外に複雑だ。概要だけを記す。

私は、VALUE DOMAINというところで、ドメインを取っており、無料で提供されているネームサーバーでドメインを管理している。他社で取得したドメインでも管理は可能だ。

つまりは、ネームサーバーでGoogleから提供される情報を元に設定するのだが、手順はいろいろ用意されている。私が行った方法は、管理しているドメインのサーバーに、確認用のファイルをFTPアップし、ドメインの所有者であることを確認した上で、メールサーバーにて下記のようにGoogleの情報を設定した。

domain.png

このような形でメールサーバーの設定が出来るのであれば、Google Appsはぜひおすすめしたいサービスだ。ただ、メールサーバーが使えない場合は、通常のGmailでも送信元を違うメールアドレスにすることができる。そちらを利用しても良いだろう。

独自に設定した [From] アドレスの追加 - Gmail ヘルプ



Posted On
Last Updated On
  • Podcastで聴く
  • Google Podcasts
  • Listen to Stitcher