NINの新作はCCライセンス


以前から好きなバンド、ナイン・インチ・ネイルズ(NIN)が新作を面白い方法で販売。全36曲の4部作のうち、第1部の9曲を無料ダウンロード。しかも、その曲はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスだったので、流してみました。

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NINの新作はCCライセンス


[mp3:http://potaufeu.up.seesaa.net/apr072C2008.mp3:ポッドキャスト(18:30 | 13.1MB)]

ようやく切羽詰まった年度末が過ぎ、少し落ち着いたところ。
録音しながらも配信できていなかった音源をいまさら。

なので、先日の話ですが、東京出張で品川から名古屋に帰るところ、
エクスプレスカードのポイントで、グリーン車を取ったわけですが、
乗ったと思ったら次の駅で降ろされた。
横浜かと思ったら、東京駅に・・・、つまり反対方向に乗りまして。

幸い、終電があったので名古屋には帰れましたが、もちろん普通車。
かなり危なかったです。
そんな思いで名古屋に帰ったところでの録音です。


以前から好きなバンド、ナイン・インチ・ネイルズ(NIN)が新作を面白い方法で販売。全36曲の4部作のうち、第1部の9曲を無料ダウンロード。しかも、その曲はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスだったので、流してみました。

第1部をフリーダウンロード

もう少し前になってしまいましたが、ナイン・インチ・ネイルズの新作「Ghosts」をダウンロードしました。

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とりあえずは、ORDER から FREE DOWNLOAD の Ghosts I をダウンロードしました。今回の新作は Ghosts I - IV と4部作の作品。その第1部はフリーでダウンロードできます。

とはいえ、この第1部とはいえ 9曲ありますので、なかなか聴きごたえがあります。個人的に欲を言えば、ボーカルが欲しかったなぁという感じですが。さすがに音も良く、素晴らしい作品なんじゃないかと。そして、iTunes でみると1曲1曲アートワークが違っていて、そのアートワークも楽しめます。

なお、そのフリーダウンロードの内容は、まず 9曲の新曲(そのうち3曲をポッドキャストで流してます)。音質は320kbpsでLAMEエンコーディングのMP3となかなかの高音質。DRMフリーです。

そして、40ページのPDFがついていますが、これがなかなか見応えのある写真。MP3にも1曲1曲アートワークを変えています。あと、ウェブ用のバナーなどの画像も。上に貼ってみてますが、小さな画像も含め21点。そして、通常用とワイドスクリーン用の壁紙画像をそれぞれ11点づつ。

などと、フリーダウンロードでは十分すぎる内容。かなり素敵です。

複数の商品メニュー

少し前に、レディオヘッドが行なった方法で、購入者が好きに値段を付けて買うことができるというものがあった。無料というのもありだった。これも購入してみたのだが、音楽的にも購入体験も、僕はナイン・インチ・ネイルズのほうが好きかも。

レディオヘッドは、無料で買おうが高額をつけようが、商品は同じ。違いは、アーティストを応援しているという満足感くらいだろうか。それとは違い、今回は金額を払えば、それだけの付加価値がついてくる。

とはいえ、そんなに高くはない。まず、全4部作の36曲を欲しい場合は、5ドルを払えば良い。5ドルで36曲。しかも、320kbpsのMP3とともに、FLAC LosslessとApple Lossless のさらに高音質のファイルも手に入り、もちろんすべてDRMフリー。


さらに5ドル。つまり10ドル払うと、上記の高音質ファイルも手に入るが、4/8発売予定の2枚組みのCDが購入できる。残念ながら、日本からの購入だと送料が高そうなので、店頭に売られるのを待ちたいところだが、このメニュー構成は魅力的だ。


そして、さらに上のメニューも用意している。

75ドルのデラックスエディション・パッケージだ。
2枚組みのCDの他に、36トラックのマルチトラックフォーマットのDVDがついているらしい。ぜひ、リミックスしてくれと言わんばかりだ。そして、ブルーレイ・ディスクもあるとか。詳しくはサイトを見てほしいが、パッケージも豪華。こちらは、5/1に発売となるらしい。

なんと、300ドルする、さらに上のパッケージもあったのだが、こちらは2500個の限定で、とっくに売り切れ。

ArtistShareのメニュー構成

このような、ユーザーに合わせた複数のメニュー構成はArtistShareのプログラムを思い起こさせる。

ArtistShareの場合は、出来上がったCDではなく、これから作るCDに対して、ユーザーがプログラムに参加するという形だが、やはり複数のメニューが用意されている。

日本語で用意されているのにはマンデー満ちるさんのものがある。
Monday Michiru Flow

12.95ドルのダウンロード会員から、7,500ドルのエグゼクティブ・プロデューサー会員と、やたらと幅は広いが、様々な付加価値の特典を用意し、募っている。うちでは CD会員に参加してみた。


ちなみに、マンデーさんの旦那さんである Alex Sipiagin の "Out of the Circle" というアルバムのプログラムにも参加したのだが、これがとても満足度の高いものだった。
プログラムの募集が終わっているので、料金構成などを忘れてしまったのだが、同じようにCDを送ってもらうものにした。

送られてきたCDにはエグゼクティブ・プロデューサー会員だろうか、アルバムジャケットにAlexとともに写真に写っている人もいた。少し羨ましかった。

CDが送られてくるのだが、サイトの購入者のみログインできるページがある。ここでは、アルバムができる前にはその進捗やデモ音源がダウンロードできたりするのだが、ここで、ライブ音源やカバー曲の元曲がダウンロードできたりしたのだ。その音源が16曲。十分すぎる聴きごたえで、プログラムに参加した満足感は高かった。

今回のナイン・インチ・ネイルズと少し違う部分もあるが、レディオヘッドのような手法よりは、こっちだな、という感覚を一消費者の満足度から思った。

とはいえ、レディオヘッドもリミックス用のトラックをiTunes Storeで販売してみたりして、面白そうなことはしている。この動きも気にはなるところ。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

今回のナイン・インチ・ネイルズの新作から3曲、ポッドキャストで流しているのだが、これはフリーダウンロード出来るから流しているのではない。フリーダウンロード出来る音源でも、通常は勝手に流してはいけない。

流すことができたのは、オフィシャルサイトで、今回の作品はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで提供すると明記されているからだ。

Ghosts I-IV is licensed under a Creative Commons Attribution Non-Commercial Share Alike license.

なお、このライセンスは Attribution-Noncommercial-Share Alike(表示-非営利-継承)となっている。非営利であれば複製、頒布、展示、実演が可能だ。
なお、リミックスなどの二次的著作物の作成も可能。その場合は同じライセンス条件で公開すればOK。

ポッドキャストで流すことはまったく問題ないことになる。非営利であり、著作者情報を明記すれば良い。

興味を持たれた方はぜひ。



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